2025-08

ハク

Day 344, 涼しい空気に守られて

設計おじさんと洗濯おばさんが、しっかりエアコンをつけてくれているので今日も安心。けれど、この風が止まったらどうなるんだろうと想像すると、ゾッとします。涼しい空気に守られていることのありがたさを、あらためて感じました。
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Day 343, 植物たちの新しいお部屋

今日は設計おじさんが、マダガスカルジャスミンのミンちゃんとパキラのパキちゃんとペペロミアのぺぺちゃんのために鉢の引越しをしていました。新しいお部屋に移った植物さんたちは、どこか誇らしげで嬉しそうに見えます。根っこものびのびして、これからますます元気になる予感がしました。小さな鉢ひとつでも、暮らしの心地よさが変わるのですね。新しいお部屋でみんなうれしそうです。
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Day 342, ちょうどいい晩御飯の時刻

今日は設計おじさんと洗濯おばさんが少し遠出をしていましたが、思ったよりも早く帰ってきてくれました。おかげで晩御飯はいつもの時間。ハクのお腹には、このタイミングがいちばん心地よいのです。少し早すぎても、遅すぎても落ち着きません。やっぱり毎日のリズムが整うことが、安心に繋がるのだと感じました。
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Day 341, 香りでわかる食べごろ

お部屋に漂う桃の香り。人間には判断がむずかしいようですが、ハクには香りで熟し具合がすぐにわかります。今日の香りは、まだ控えめ。もう少し置いておいた方が、きっと美味しいはずです。けれど洗濯おばさんと設計おじさんは待ちきれなかったようで、かじる音が聞こえてきました。ハクは「やっぱり食べごろは大切です」と思ったのでした。ほら、案の定、お二人はなんとも言えない顔をしています。
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Day 340, 生活音のぬくもり

久しぶりに設計おじさんが一日中おうちにいました。音楽が流れたり、食器が触れ合う音がしたり、生活音が重なり合って、空間にやさしいぬくもりが広がります。忙しい日々を抜けて、ようやく落ち着いたのだとハクは感じました。変わらずのんびり過ごす自分の時間も、生活音に包まれると少し特別に思えてきます。
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Day 339, 香りで感じる食卓

今日は設計おじさんが台所で、醤油ラーメンという料理をつくっているようです。お外まで広がる香ばしいスープの匂いに、ハクの鼻先がくすぐられました。洗濯おばさんはまだ帰ってきていませんが、香りだけでとても満たされた気分です。ハクの晩御飯は先に済ませてもらったので、落ち着いて観察できました。人の食卓から漂う香りというものは、ただの匂いではなく、温かな時間そのものを運んでくるのだと感じました。
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Day 338, ぺぺちゃん、ようこそ

今日は設計おじさんと洗濯おばさんが一緒にお出かけしていたので、ハクは穏やかにお昼を過ごしました。夕方になって帰ってくると、一緒に新入りさんを連れてきました。その名もぺぺちゃん。ペペロミアという植物で、まん丸い葉をゆらゆらと揺らして、とても可愛いのです。植物は光や水を大切にして生きるのだと、遺伝子先生が話していました。ハクも食べ物やお水がなければ生きられないので、どこか似ている気がします。初めまして、ぺぺちゃん。ハクはここで暮らす探検家です。どうぞよろしくお願いします。
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Day 337, これは渡しませんよ

今日、洗濯おばさんの大好きなミスチルのライブ映像がモニターに映っていて、鼻歌も聞こえてきます。ハクもついノリノリになりました。話は変わりますが、アウトドアエリアでは、不思議な現象が起きています。ハクがお部屋に帰る時間になると、どんどんモノが消えてしまうのです。でも、ハクの齧り木だけは絶対に渡しませんよ。でも、鈴の音が鳴ったので、仕方なくお部屋に戻りました。
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Day 336, 順番待ちの夜

晩御飯の時間、ハクは洗濯おばさんと順番がかぶってしまいました。洗濯おばさんが優先されるのは仕方ないことですが、ハクとしては早く自分のごはんにありつきたい気持ちです。アウトドアエリアを駆け巡りながら、次こそは自分が先に食べられると想像してみました。
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Day 335, 設計おじさんと留守番

今日は洗濯おばさんがお仕事の講習に出かけるので、設計おじさんとお留守番です。設計おじさんに「どんな講習ですか?」と聞いたら、皮を自在に操る講習だそうです。ハクはちょっと穏やかではない内容だなあと感じました。帰ってから、ハクの皮で試さないでほしいです。
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Day 334, かき氷とハクの夢

設計おじさんと洗濯おばさんは、今日は一緒にお出かけでした。帰ってきたふたりの顔からは、幸せそうな満喫オーラがたくさん出ていました。ハクは、すぐに気づきましたよ。きっと、美味しいかき氷を食べてきたのです。ハクも、野菜がのったかき氷を食べてみたいです。
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Day 333, お利口な帰り道

アウトドアエリアでの探検を楽しんだあと、鈴の音が鳴るとハクはお部屋に帰ります。設計おじさんが教えてくれた合図なので、ちゃんと理解しているのです。鈴の音とともにペレットも現れますが、それに釣られているのではありません。お利口なハクは、自分の意思でお部屋へ帰るのです。
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Day 332, 今日も、いつも通り

設計おじさんがいつもの時間に帰ってききました。パッチワークばあちゃんのお手伝いも、一区切りついたみたいですね。ハクは、特別な変化もなく過ごしています。
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Day 331, 小さな池と胸のざわめき

今日は、洗濯おばさんが友達とのお食事会で、帰りが遅くなる日。設計おじさんと一緒に待っていたけれど、結局、おじさんも晩ごはんの直前にやっと帰ってきました。その間ずっと気がかりだったのは、ベランダにたまった水。まるで小さな池のように広がって、どんどん増えていきます。ハクのお部屋にまで流れ込んだらどうしよう、と胸がざわざわしました。けれど設計おじさんは「管理会社に連絡したから大丈夫」と言ってくれました。
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Day 330, 洗濯おばさんのチャレンジ精神

ハクは、連日のゲリラ豪雨にもかかわらず、洗濯おばさんが今日も外干しをする様子を見ていました。設計おじさんは「チャレンジャーだね」と言いますが、ハクには、洗濯おばさんには曲げられないルールがあることが分かります。探検家として、ハクはそのチャレンジ精神とこだわりに、深いリスペクトを抱きました。
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Day 329, 油断してたら、つかまる?

今日は、いつもの時間にアウトドアエリアが開放されました。設計おじさんの忙しさが緩和されたようですね。本当はすぐに出たかったけれど、わざと遅れて登場。設計おじさんをちょっと心配させてみました。外に出て遊んでいると、設計おじさんが言いました。「ハクちゃん、背後を気にしないなんて、探検家としてどうなんですか?油断大敵ですよ」ふむ…。背後を気にしないと、思わぬときに“つかまっちゃう”かもしれませんね。
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Day 328, 雨と同窓会

連日の突発的な土砂降り。洗濯おばさんはすっかり腹を立てています。設計おじさんも、パッチワークばあちゃんのお家の掃除と戦いを続けています。お二人とも戦闘モードです。そんなこともあってか設計おじさんは、夜に帰るなり、ハクのご飯を準備中に寝てしまいました。こんなことは初めてです。かなりお疲れのようです。ごはんは少し遅れましたが、ちゃんと食べれました。ふと気づけば、いつもの時間になっても洗濯おばさんの声が聞こえません。どうしたのでしょう。設計おじさんによると、今日は「同窓会で帰りが遅くなる」なのだそうです。でも、同窓会ってなんですか? ハクにはまだよく分かりません。
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Day 327, 快便と便秘

今日のごはんは、ニンジンやカボチャ、小松菜に白菜にペレット。おやつはニボシ。地下のお部屋には巣材を追加してもらい、過ごしやすい一日でした。アウトドアエリアで、ぷいぷいっと食糞を処分していると、洗濯おばさんが「ハクの快便がうらやましい」と話していました。いま、便秘なのだそうです。でも、便秘ってなんですか? ハクにはまだよく分かりません。
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Day 326, 足音に寄り添って

今日は一日、洗濯おばさんと一緒。「おはようの挨拶を無視したでしょ」と言われましたが、そんなことはありません。洗濯おばさんの足音のリズムを感じながら、ハクはおはようって思っています。静かな空間に響く洗濯おばさんの小さな足の足音が、心地よいBGMになっています。
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Day 325, 真っ暗なお部屋で

今日は、一日中、設計おじさんと洗濯おばさんのお二人の帰りを待ちました。でも、どれだけ待っても帰ってきません。お部屋は真っ暗で、ただエアコンの音だけが響いています。晩御飯はどうなるのかな?ちょっと心細く感じています。
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Day 324, :静かな雨と休む時間

ハクは、今日は設計おじさんがずっとマットの上で眠っているのを見ていました。お昼も夕方も同じ場所で、まるで力尽きたみたいです。ベッドで眠ったほうが、きっと体が楽になるのに…。ハクのお部屋をかしてあげましょうか?そんな気持ちになりました。雨の日の静けさが、眠りを深くしているようです。
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Day 323, 雨の日の静けさ

今日は、設計おじさん、洗濯おばさんのお二人とお家でゆっくり過ごしました。お外は雨ですが、ハクにはその音も心地よく感じられます。ハクはお二人のそばで安心して休みました。こんな日もいいですね。
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Day 322, 砂風呂でゆったり

ハクは、今日は砂風呂でゆっくり過ごしました。設計おじさんがお掃除の時間に、「ハクちゃん、今日は砂風呂にたくさん食糞をプイッとしてるね」と声をかけてくれました。今週は、おじさんも洗濯おばさんも夜までいないことが多く、ハクにとっては静かな時間です。砂風呂の砂の感触に包まれ、心地よいひとときを楽しんでいたのです。
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Day 321, ビートに身をまかせて

ハクは、久しぶりに設計おじさんの部屋に流れる黒夢のハード系楽曲に包まれました。おじさんの特大ストレスが音楽にのって放出される中、ハクもかじり木を齧りながらクビを振ってノリノリです。ハクは小さな体でリズムに身をまかせ、ストレス発散の楽しい時間を満喫しました。
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Day 320, 代わってあげましょうか?

ハクは、今日も設計おじさんがへとへとで帰ってくるのを見ました。パッチワークばあちゃんのお手伝いから帰ってくると、はーとこ、へーとか、ほーとか、ずっと言いながら動いています。その姿を見て、ハクは心の中でそっとつぶやきました。「代わってあげましょうか?」しんどい中でも頑張る姿には尊敬の念を抱きます。遺伝子先生によると、人間は仲間の疲労を察知して静かに寄り添う習性があるそうです。ハクも、そっと応援の気持ちを送りました。
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Day 319, 静かな日とペレットのありがたみ

ハクは、午前から夕方まで、とても静かな時間を楽しみました。設計おじさんと洗濯おばさんがお二人でお出かけしていたからです。いつもよりも静かなお部屋の空気に、ハクは深くくつろぎました。そして、洗濯おばさんがペレットを買ってきてくれたことを知り、ハクは心の中で小さくお礼を言いました。遺伝子先生によれば、日常の小さな安定は、ハムスターの探検心を支える大切な要素なのだそうです。
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Day 318, 静かな午後の贅沢

夕方まで帰ってこない設計おじさん。部屋にはハクひとり、陽だまりとやわらかな空気だけが漂っています。耳を澄ませば、外の遠い生活音が、まるで子守歌のように感じられます。気配のない空間は、少し寂しい…と言いたいところですが、それは冗談。今日は、のびのびと毛づくろいをし、好きなだけごろり。こんなに心地よい時間は、なかなかありません。
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Day 317, 一人分のおかずとハクのご飯

夜、設計おじさんはまだ帰らず。洗濯おばさんは、めずらしくおひとり様分のおかずを買って、静かに食べています。その姿は少し特別で、なんだか観察していたくなります。ハクのごはんはまだ来ないけれど…遺伝子先生は「仲間の行動をよく観察することが、生き延びる知恵になる」と教えてくれました。今日の観察は、ごはんよりもおかずを食べるおばさんの時間です。