DAY:391, 神様とニボシの攻防

地車のお囃子がドンドン聞こえて、設計おじさんが言いました。「ハクもニボシを奉納しなきゃね」……は? 奉納?ニボシは神様のものではなく、ハクのものです。探検家は備えを軽んじません。だいたい、神様が本当に偉いなら、デッキの隙間に落ちたペレットを取り出してくれても良いようなものです。それを取らずに「奉納しろ」とは、どういう了見でしょう。遺伝子先生は言いました。「執着もまた、生きるための工夫です」ハクはその教えを胸に、今日もニボシをしっかり自分のために食べるのです。