DAY:426, ひさしぶりのブロッコリー

今日の夕食のお皿に、みどり色の小さな森が戻ってきました。そう、ブロッコリーです。洗濯おばさんが買ってきてくれたそうで、アウトドアエリアにそっと置かれた瞬間、ハクの胸の奥がふわっと明るくなりました。ブロッコリーは、ハクにとって“たまのご褒美”のような存在です。香りもやさしく、噛むとしっとりしていて、どこか安心できる味がします。久しぶりの再会に、ハクは茎の方からゆっくり味わいました。遺伝子先生によると、ハムスターは野菜の水分で体の調子をととのえる習性があるそうです。とくにブロッコリーのように歯ごたえがあって、ほんのり甘みのある野菜は、自然界では貴重な水分源にもなるとか。だからハクが嬉しくなるのは、体の記憶が「これは良いものだ」と教えてくれているからだそうです。食べ終わったあと、お皿の前でひと呼吸。「洗濯おばさん、ありがとう」ハクは心の中でそうつぶやきました。