今日はお昼間、とても静かで心地よい時間が流れていました。エアコンがちょうどいい温度に保たれていて、地下のお部屋はふんわりと暖かく、ハクはすっかり安心して眠ってしまいました。これは、設計おじさんと洗濯おばさんが毎日、温度管理をしてくれているおかげです。そんなふたりの生活音を聞きながら目を覚ますと、今日は設計おじさんがまた長めのお昼寝をしている様子。どうやら背中が痛いようで、寝返りをうつたび、少し苦しそうにしています。その姿を見て、ハクはひとつ思いつきました。——ハクが背中を駆け回って、肩揉みをしてあげましょうか。遺伝子先生の教えによると、ハムスターの足裏は意外と柔らかく、細かい力加減が得意なのだそうです。野生では砂地の起伏を敏感に感じ取るためで、軽い刺激を与える動きは実は得意分野なのだとか。だから、ハクのちいさな足で駆け回れば、きっと優しい指圧みたいになるはずです。設計おじさん、どうでしょう。ハクの肩揉みサービス、けっこう効きますよ。
DAY:428, 背中を駆け回って肩揉みしましょうか
