今日は、お昼どきからお部屋がとても静かでした。設計おじさんが、お友達と外でご飯を食べているらしいです。人がいない時間というのは、空間そのものが少し広く感じられます。音が減ると、世界の輪郭がはっきりするからです。帰ってきた設計おじさんは、「いびきがなくなるかもしれない」と言っていました。どうやら、お友達から面白い情報を仕入れたようです。遺伝子先生によれば、人間は他者の体験談を聞くことで、自分の身体が変わると信じやすい生き物だそうです。
ただし、そのいびきは地下のお部屋まで届いたことがありません。つまり、ハクの生活には直接の影響がないのです。重要性は低いですが、設計おじさんが前向きでいること自体は、良いことです。それなら、試す価値はあるのでしょう。結論としては、どうでもいい話ですが、悪い話でもありません。
