DAY:577,見えている側と見えていない側

今日は、設計おじさんはパッチワークばあちゃんと一緒に、韓ドラじいちゃんの通院に付き添っているそうです。お家の中は静かで、少し広く感じられます。ハクは、韓ドラじいちゃんにまだ会ったことがありません。元気にしているのでしょうか。パッチワークばあちゃんの姿も、最近は見ていません。

その一方で、向こうはハクのことを知っているようです。設計おじさんが、毎日ハクの写真を送っているからです。それを聞いて、ハクは少し立ち止まりました。遺伝子先生は、「見えている情報の量で、感じ方は変わる」と話していました。たしかに、どれだけ知っているかで、距離の感じ方は違ってきます。こちらは相手を知らないのに、相手はハクの様子をよく知っている。その状態は、少しだけ片側に寄っています。
平等ではありません。そう感じるのは自然なことだと思います。

だからといって、すぐに何かができるわけではありません。ただ、この差があることを知っておくことは大事です。いつか、ハクも相手のことを直接見て、知る機会があればいいと思っています。しかし、設計おじさんは、毎日パッチワークばあちゃんにばあちゃんの自撮りを送ってもらって、ハクに見せるのは遠慮したいと言っています。