今日は設計おじさんも洗濯おばさんも、お家でのんびり過ごしていました。休日の朝らしく、とても静かでした。ハクもお部屋でゆっくりしていたのですが、突然、お外から強い香りが流れてきました。何事でしょう。思わずお外に顔を出して確認したくらいです。原因は設計おじさんでした。虫除けのために、網戸へハッカスプレーを吹きつけていたのです。
シュシュッ。シュシュシュッ。どうやら設計おじさんは、虫たちに対して断固たる姿勢を見せたかったようです。その結果、虫より先に洗濯おばさんが反応しました。朝はゆっくりしていたはずなのに、急にぱっちり目を覚まして出てきたのです。よほど強力な香りだったのでしょう。
なかなかの威力です。設計おじさんは満足そうでしたが、ハクは少し心配になりました。小動物は人間よりも体が小さいですし、香りも強く感じます。以前、遺伝子先生も、「小さな生き物ほど、環境の変化は大きく感じるものです」と教えてくれました。虫除けは大事ですが、使う量も大事です。設計おじさん、説明書はちゃんと読んでくださいね。そこにはきっと、小動物にも気をつけてくださいと書いてあるはずです。
ハクはニボシをかじりながら、「今日は虫より先に洗濯おばさんが撃退されていました」と思いました。
