今日は設計おじさんの様子が少し変でした。身体中がイライラしているようで、いつもの元気がありません。洗濯おばさんもすぐに気づいたようです。言葉にしなくても分かることがあるのでしょう。いつもより優しく接していました。ですが、その洗濯おばさんも最近は大変そうです。ハクはデッキから二人を見ながら、少し心配になりました。自分のことだけでも大変なのに、相手のことまで気遣うのは簡単ではありません。それなのに、お互いを思いやっているのです。立派だなと思います。
だからハクは怒っています。洗濯おばさんを困らせているお仕事場の人には、少し腹が立っています。もしハムスター流の解決方法が許されるなら、洗濯おばさんの職場にいって文句のひとつも言って指先に噛みつきたいところです。そして最後には、おしっことうんちのおみまいまでしてやりたい気分です。もちろん本当にするわけではありません。ですが、それくらい洗濯おばさんの味方をしたいのです。遺伝子先生は、「小さな動物も仲間の異変には敏感です」と教えてくれました。なるほどです。心配する気持ちは、仲間を大切に思う気持ちなのですね。洗濯おばさん。あと少しです。設計おじさんもハクも応援しています。ハクは小さいですが、気持ちだけは大きく応援しているのです。
