DAY:645,お疲れさまの一日

今日は洗濯おばさんが、「おつかれさまー」と大きな声で帰ってきました。その声を聞いたハクは、「ようやく終わったのですね」と思いました。しばらく続いていた、気をつかう毎日から解放されたそうです。でも、様子を見ていると、最後まですんなりとはいかなかったようでした。人と人が関わることは、ときどき思ったようには進まないものです。夕飯の時間になると、洗濯おばさんはお酒を飲んで、顔が真っ赤になっていました。

きっと気が張っていた分だけ、気持ちをまぎらわしたいのでしょう。遺伝子先生は、「緊張が続いたあとは、安心できる場所で心も体も休ませることが大切です」と教えてくれました。ハクも探検から帰ると、お部屋でのんびり過ごします。安心できる場所があるから、また次の探検へ出かけられるのです。今日は、本当にお疲れさまでした。大変な時間は終わりました。ですから今は、ゆっくり休んでください。元気は、あわてて取り戻すものではありません。少しずつ戻ってくるものです。ハクはデッキから、そんな気持ちで洗濯おばさんを見守っていました。