2025-11

ハク

DAY:407, 急な温度変化

夜が静かだと思っていたら――突然、空気が重たくなりました。どうやら洗濯おばさんが電気ストーブをつけたようです。あの“赤外線の電磁波”というやつが、じわじわと押し寄せてきました。急な温度変化に、ハクの体が、自然と警戒モードに入りました。巣材をかき分け、床をわしゃわしゃ。これがハク流の異常事態ですよの抗議活動です。設計おじさんも同じく電磁波が苦手。「やめて」と洗濯おばさんに伝えていました。ナイスです。チーム・クール代表。ひとまず、ひんやりした空気の中で、ほっと一息。――赤外線とは距離を保つ。健康探検の鉄則です。
ハク

DAY:406, 置いてけぼりの午後、砂の中で旅をする

今日は、小旅行のチケットの準備に出かける設計おじさんと洗濯おばさんを見送りました。ハクも一緒に行けると思っていたのに、どうやら違ったようです。一緒に旅行に行きたいとう想いでモヤモヤします。「そんな時はストレス発散の旅をイメージしましょう」と遺伝子先生。その言葉を思い出して、ハクは砂掘りを始めました。砂のひと粒ひと粒が、知らない土地の足跡みたいです。掘っていくうちに、どこか知らない場所へ向かっている気がしました。ストレスなんて、もうどこかへ行ってしまいました。砂をかくたび、気持ちが整っていく。――これがハクの小さな旅です。