洗濯おばさんが夕方に帰ってきて、いつもの声が聞こえた瞬間、ハクはお外で耳をぴんとさせました。少しだけ会わない日が続いただけなのに、なんだか懐かしい気持ちになります。けれど、そのあとに続いた言葉が問題でした。「明日からパフュームの代わりに踊る?」と。ハクはきょとんとしました。設計おじさんも一瞬まばたきを忘れていました。遺伝子先生は、ハムスターの体は地面に近い位置で動くよう最適化されていて、ジャンプしたり軽快にターンしたりするのは得意ではない、とよく説明してくれます。その教えを思い出すと、どう考えても「ハクの骨格では無理です」。洗濯おばさんの冗談にしても大胆すぎますが、その楽しそうな表情を見ると、少しだけ付き合いたい気持ちにもなります。
DAY:417, ダンスは好きでも、体のつくりが違います
