DAY:455, いきのもがかり

今日のお食事の時間、部屋には槇原敬之のライブ音源が流れていました。空気はやわらかく、音は丸く、特に問題はないようにハクには感じられます。しかし洗濯おばさんは帰宅するなり、「今日はハズレだね、ハクちゃん」と言いました。ハズレ、とは何でしょうか。音楽は鳴っており、食事も整っており、危険もありません。けれど人間の感性には、「その日の気分に合うかどうか」という見えない評価軸があるようです。

洗濯おばさんのあたりは、ミスターチルドレンが流れる日。設計おじさんはそれを横で聞きながら、特に異議は唱えません。
ハクのあたりは、「いきものがかり」です。遺伝子先生はこう言っていました。「音や匂いの好みは、安心と記憶に結びつく」。つまり好みとは、理屈ではなく、過去に安全だった体験の蓄積です。次はいつ選曲されるのでしょう。楽しみです。