DAY:461, ハクの芸術

今日は、設計おじさんが久しぶりに図書館へ出かけていきました。芸術作品を見る元気が戻ってきたようで、それはとても良いことだと思います。デッキから見送る背中は、少し軽く見えました。ハクの前にこの場所でホームステイしていたパルちゃんは、芸術家だったそうです。同じ空間で、どんな作品を生み出していたのかと考えると、少しだけ気になります。このお部屋、このデッキ、このアウトドアエリアの気配を、どう切り取っていたのでしょうか。

もしハクが何かを作ったら、設計おじさんは目を丸くするでしょうか。しかし遺伝子先生は、「表現欲求は種を超えて現れるが、形はそれぞれ違う」と教えてくれました。ハムスターにとっての表現は、紙や絵の具ではありません。ハクの芸術は、おそらく誰にも気づかれません。アウトドアエリアの外をじっと見つめ、どこまで行けるかを考え、静かに飛び出す隙を探ることです。完成品は残りませんが、その一瞬の意思決定こそが、ハクの作品なのだと思います。