今日は、外の世界で雪が降りました。ハクは初めて見ました。白くて、もっと静かに積もるものだと思っていましたが、実際はすぐに消えてしまいます。テレビで見ていた雪とは、だいぶ印象が違います。設計おじさんは、この地域ならこんなものだと言いました。そして、大雪の降る場所ではハクは生きていけないとも言います。遺伝子先生の教えでは、ドワーフハムスターは乾燥した地域を祖先にもつ生き物で、強い寒さや長時間の低温には向いていないそうです。体が小さい分、体温を保つエネルギーをすぐに使い切ってしまいます。だから、寒さは敵です。
ハクはデッキから外の明るさを確認したあと、お部屋に戻りました。巣材に体をうずめると、安心します。雪はきれいですが、眺めるだけで十分です。初めての雪は、少し勉強になりました。生きていける場所と、そうでない場所がある。その違いを知るのも、探検家の仕事です。
