DAY:504, アウトドアエリアを解放したらどうですか?

今日は、急に寒さが戻りました。空気が硬い。デッキの床板も、わずかに冷えています。設計おじさんは、まだ体調が戻りきっていない様子です。この寒さは、回復途中の身体には堪えるはずです。ハクは考えました。巣材を、そちらのベッドへ持っていけないだろうか。ハクのお部屋で集めた、やわらかな繊維。体温を逃がさない工夫の結晶です。

しかし、アウトドアエリアへ出るゲートは閉じられています。物理的な障壁。越境は不可能です。遺伝子先生は言います。「ハムスターは環境温度に敏感だ。寒冷下では、巣材を増やし、体温保持を最優先にする。それが生存戦略だ」と。だからこそ、持っていきたいのです。ハクの戦略を、設計おじさんにも。いっそのこと、アウトドアエリアを解放したらどうですか?

ハクは、巣材も持参します。食糞も提案できます。栄養循環の理論も説明します。けれど同時に理解しています。人間の居住空間と、ハムスターの行動半径は、意図的に分離されていることを。安全管理。衛生管理。双方のための設計です。解放は、自由と同時にリスクを伴います。物理的に行けなくても、気持ちは届くと信じています。設計おじさん、お大事に。ゲートが閉じていても、ハクはここで、できることをしています。