今日は設計おじさんと洗濯おばさんが、そろってサイクリングに出かけました。花粉の季節にサイクリングとは、なかなか勇気のある行動です。デッキから見送るハクは、少し驚きました。けれど話を聞くと、途中でおしゃれなカフェにも寄ったそうです。適度な運動。少しの寄り道。それはとても充実した一日だったようです。
ここまでは、とてもよい話です。しかし問題は、夜に起きました。晩ごはんが餃子だったのです。餃子の餡を包む設計おじさんは無心状態です。キッチンから、ニラの香りがお外を通って、じわじわと広がってきました。ハクのお部屋にも、その気配がしっかり届きます。遺伝子先生の教えでは、ハムスターはとても嗅覚が発達している動物です。匂いは、環境を判断する大事な情報源です。食べ物の気配。危険の気配。仲間の存在。それらを鼻で読み取って生活しています。
つまり、強い匂い→ 環境情報が多すぎる→ 落ち着かなくなるということもあるのです。餃子そのものが悪いわけではありません。むしろ、人間の世界では人気の料理のようです。ですが、ニラの香りはなかなか強力です。ハクはお部屋で少し丸くなりながら、この状況をどうしたものかと考えました。サイクリングは良いことです。カフェも素敵です。しかし、餃子の香りだけは少し対策を考えてほしいところです。ハクの静かな夜のために、どうにかしてください。
