昨日も今日も、急に寒くなりました。ついこの前まで、少しあたたかい空気だった気がするのですが、また冬のような冷たさです。人間の世界の季節は、なかなか気まぐれです。設計おじさんは、今日は何度も「花粉がすごい」と言っています。どうやら今は、花粉が大量に飛ぶ時期なのだそうです。洗濯おばさんは、鼻がジュルジュルしています。設計おじさんは、目がかゆそうで、何度も目のまわりを気にしています。ハクはデッキの近くから、その様子を観察しました。二人とも少し大変そうです。
遺伝子先生は以前、「生き物はそれぞれ得意な季節と苦手な季節がある」と教えてくれました。自然の変化に体が反応するのは、とても普通のことなのだそうです。ハクは今のところ、花粉は平気です。鼻も目も、いつも通りです。しかし、人間は本当に忙しそうです。鼻は大変、目も大変、しかも寒さまで戻ってきます。春という季節は、どうやら人間にとってなかなか骨の折れる時期のようです。ハクはしみじみ思いました。人間という生き物は、なかなか大変です。
